8月26日(木)、第8回SDGs オンライン座談会を開催しました。前豊岡市長の中貝宗治氏をゲストスピーカーに、30年間にわたるコウノトリ野生復帰の取り組みについてお話しいただき、約40名が参加してSDGsについて考えました。
コウノトリを野生に戻す取り組みには、実は多くの育みが盛り込まれていること、1)全ての生き物を育む(多様性・共生)、 2)お米を育む（農薬や化学肥料の使用を控えながらお米を育む)、 3)子供を育む(子供たちが取り組みの素晴らしさを理解し、自ら東京に行ってプレゼンし、南三陸町の児童全員にお米を届ける。成功体験をとおして自信を持つ)、 4)人の心を育む(疎遠となりがちな人のつながり、心のつながりを取り戻す)。 環境保全の取り組みは、「経済」(企業・団体)と戦うのではなく、経済活動を行っている企業・団体の収益になることに気づいてもらい、協働していくことが大切。ヒトが行動するには、理念だけでは難しく、「エモーション/感動」が必要であって「情・ハートに響く」ことがとても大切、「子供たちが動けば皆が動く」などについてお話し頂きました。野崎さんはじめ参加者から多数ご質問いただき、皆さんには多くのことを感じて頂けたかと思います。中貝さん、ご参加の皆さん、ありがとうございました。
