4月28日(水)、22名が参加しPeace & Nature の第4回SDGs オンライン座談会を開催しました。今回は1751年から灘で代々お酒を造っている福寿の蔵元「神戸酒心館」社長の安福さんからSDGsの取り組みについてご紹介頂きました。
生産性を向上しつつ、環境配慮の観点から計画的な設備投資による省エネ・節水・ボトル再資源化の取り組み、また生物多様性に関連したコウノトリ基金への寄付や、落語・コンサートの開催など地域社会貢献にもご尽力され、これらの持続可能な取り組みが高く評価されて、エコプロアワード2019において財務大臣賞を受賞されたこと。ドローンを活用したスマート農業や廃棄物有効活用として酒粕製品化など、社会課題の解決を図りながら企業価値を高めていくことが神戸酒心館のサステナビリティマインドであること。海外の有名ワイナリーは、製品のクオリティーはもちろん、環境への取り組みを積極的に行うことでブランド力を上げていることなどお話し頂きました。安福さん貴重なお話をどうもありがとうございました。
神戸酒心館さんはSDGsの言葉ができる前からサステナビリティマインドが培われてきたのだと思いました。これからの時代はSDGs/ESGを取り入れた企業経営が益々大切になってくると強く感じますが、積極的に取り組んでおられる企業さんをSDGsオンライン座談会では紹介していきたいと思っています。
本日は、それぞれのフィールドでSDGsに取り組んでおられる方々、経営に携わる方々、教育に携わる方々、国籍が様々な方々が参加され、皆さまからご意見ご感想を頂き有意義な意見交換の場となりました。ご参加の皆さまどうもありがとうございました。
世界最大級のドリンク業界出版元THE DRINKS BUSINESS社が主催するGREEN AWARDS 2020にて「Water Management Award」を受賞、同時に同アワードの「Ethical Company of the year」のトップ3に選出。日本酒の蔵元として初めての受賞。
<SDGs オンライン座談会 今後の予定>
※ 19:00~20:30 (オンライン接続 18:50~、 延長最大21時まで)
5月27日(木): 相沢勝也 氏(相沢食産代表)
6月24日(木): 曹英生 氏(老祥記代表取締役、南京町商店街振興組合理事長)
7月22日(木): 森隼人 氏(森興産㈱代表取締役)