9月23日(木)、第9回SDGs オンライン座談会を開催しました。豊岡の川中青児氏をゲストスピーカーにお迎えし、バイオマス燃料の一つ「木質ペレット」の取り組みについてお話しいただき、21名が参加してSDGsについて考えました。
コウノトリの餌場をペレットでつくることができないかとの豊岡市からの依頼がきっかけで様々な混合ペレットを試作し商品化。ヨシを使用するとシリカ成分が多いことから燃えカスが増えるなどいくつもの経験を繰り返し、マツを混ぜることでマツヤニが潤滑油の働きをして安定的にペレットを作ることができるようになったこと。一方で、ヨシ100％のペレットはネコ砂として製品化できたこと。この木質ペレットを燃料としたストーブやカマも商品化。現在の主な課題はこれらの販売数を増やすことで、コスト・収納・認知度などの課題を解決していきたいとのことでお話くださいました。
参加者からは、「竹でペレットを作れないか」「ピザ焼きのデモンストレーションやレンタルすることで販売数をアップできないか」「アウトドアグッズ量販店での販売はできないか」などたくさんのご質問やご提案をいただきました。
川中さんは、本職である建築のお仕事があるなか、東北復興支援や地域学園祭などでは熱い思いと共にペレットとカマを持って活動されており、その「情・ハート」に共感です！ 川中さん、ご参加の皆さん、ありがとうございました。
